人気ブログランキング | 話題のタグを見る

徒然日々のこと―たらこな秋―

に出ると、秋―
何が違うって空気が孕む空気の匂いとか、ひかりの質とか、音の伝わり方で、こんなにも空気の匂いが毎日違うと、まいにちまいにち、同じものなんていうのはないよう―同じものでも孕まれるものが違うとやっぱり同じじゃない。たとえてみれば、同じセーターが着る女の子の肌のぬくもりや匂いによって変わるように、大気が変われば、そのもののあり方も変わってしまうよう―

しみじみとして、見上げる空。色づく落ち葉・・・

 1 たらこ たらこ♪
たらこの歌が渋谷でライブをやったらしく見そびれて、悲しむ。情報チェック網の欠落点を指摘されたようで、「れ」と見事に大穴をあけてしまったような恰好だけど、とっきどっき超ボケ~ッとしてるので、しょうがないといえば、しょうがない。
気を引き締めて、一日一日をチェックマンのように、眼を見開いて生きよう・・・と反省。
夜などに変身ポーズを研究。変身ベルトからレインボー光彩を閃かせて、仮面ライダーのようにチェックマンに変身してるけど、これって、なんだか・・・

性にあってな~い・・・

2 毎日毎日
とはいえ、建築都市回路の中では、同じことの繰り返しといえば、同じことの繰り返し、大して大きなニュースがあるわけでもなく、日常の微妙な変化に柔らかな感性で対応してゆけるほどの繊細さを持ち合わせたいとは思うものの、ポッカ~リと口を開いて、ポカリスェットをガブ呑みするようなファッキンインダストリアルな感性でガバガバ―ゲバゲバ―。
―なら自分で色のペンキをもって風景を落書きしちゃえ、と風景をいつもよりも大胆でわがままに落書き。

鮮やかなイヴ クラインブルーで空は地中海の瀝青に!
空の向こう―青空のカラフルリレー。 
ブルーにブルブル!!
徒然日々のこと―たらこな秋―_a0065481_23392612.jpg

3 社会矛盾
馬鹿は馬鹿なりにバッカバッカと3誌新聞を隅から隅まで一字の語句とて洩らすまいと眼を皿のようにして読むが、どう考えても矛盾が多い。
たとえば、現代人はH暴発で、教師や僧侶や大学教授がTEENAGERにいたずらしたり、セックスの人形、せっちん(BY「家畜人ヤプー」沼 正三)としてあつかったりしてるけど、かたやU―15(UNDER―15、15歳以下のこと)の少女のグラビアがバカ売れだそう。これって一方で煽っといて一方で禁じるって矛盾じゃないのだろうか?たぶんU-15の言い分は犯罪抑制効果もあるってことだろうけれども、欲望というもののあり方を指示していたりしないのだろうか?14歳でも体はもう大人ですよって・・・。
そりゃ―生物学的にいえば、14でも15でも体はセックスできるわけだし、子供がつくれるんだろうけれども、人間は複雑な社会形成していて、この社会形成の複雑さは教育に時間がかかるので、なるべく性的なものを緩和させ遅延させている。個人的には社会全体の方向で考えれば、あんまりロリロリしない方がいいようには思うが、エロスの法則は複雑で、哲学者ジョルジュバタイユ氏によれば、禁じられたものが価値を高めるというパラドキシカルなものだということ。

でも―
コピーペーストによる、ロリロリ増殖は退屈かつ怠惰。

ところで、痴漢でつかまった植草教授は大江の「けんちゃん」みたいに痴漢小説だせばいいのに。痴漢に実存を見出したりはしないのだろうか?「痴漢の心的経済学」とか、「マクロ経済とマルクス痴漢の法則」とか「痴漢的慾動は抑圧指数をいつもブッチぎるもの」だとか、はたまた「臀部曲線とケインズ経済学の相関関係」とか。

しないだろうね、たぶん・・・
徒然日々のこと―たらこな秋―_a0065481_2340120.jpg

4 家畜化
エロ本も同じように眼を皿のようにして見ている。何が面白いって素人のアングラもの。援助交際のルポや家畜化した男女のセックスは下手な小説よりは面白い。
監禁されたがる男女やぐうたらで不精で家畜として扱われたい女子なんて、そんなもんいないだろ、と思っていたが、案外いるもの。告白なんて読んでいると、「?」で、不可解としか思えないが、ある意味では社会構造的なものをビルトインされた言語体系の中での解釈がここに成立するのか、と考えると、やや疑わしい。つまり彼らは何か別の方向での解釈をのぞんでいるようなのだが、受け皿である社会言語が対応していないようにも思った。
たしかに―
ぐうたらで不精で頭の悪い子はいるし、肉に走るものだろう―
が、谷崎が「愚かさ」という徳が昔はあった、といっていたように「愚かさ」は近代社会の形成とともに排除された徳なのではないか。
潔癖さと頭のよさと合理と効率を最優先させる現代社会がフォローしきれない言葉を覗き見るよう。

マクロでみれば、機械従属の現代人はみな家畜みたいなもの。甘えの笑顔と呈のいい言葉のキャンディーに飼い慣らされて、豚の笑顔と豚の真面目さを調教させられる。まぁ ある側面から見れば、豚の幸福を貪っている自分はこういう家畜腐女子と大差がない。

だって、ただ―
繋がれてる鎖と「ご主人さま」が違う程度の、そんな違いのように思えてしまうもの―
←menu